色々な趣味 pt.3 🎣🚤【釣りにまつわる話 2】
海から遠く離れた長野県松本市に転居して、仕事と日々の暮らしで大好きだった海釣りを封印して過ごした日々。長野県大町市に転居して少し日本海に抜けやすくなったこともあり、ワンコを亡くしてからは新潟県糸魚川市内の海に10回近く通いました。
ある日Youtubeでルアーフィッシングの動画を見て以来、ルアーフィッシングの魅力に憑りつかれてしまいました。ネットで情報を収集してはタックルやルアーを買い込み、さらには小型船舶操縦士免許も取得。TVやYoutubeでノウハウを学んで、妄想は膨らむばかりでした。
名古屋市に戻ってからは伊勢湾と三河湾のショアに3回、尾鷲のオフショアに4回出かけました。釣った魚は持ち帰って、食べるところまでが釣りの楽しみでした。淡水での釣りより海釣りが好きな理由のひとつは、川魚が苦手だったからかも知れません。しかし、持ち帰った魚を嫌がられる様になってから、リリースが常となってしまいました。
ユーチューバーから学んだこと
・魚にはあまり触れないこと。
・やむを得ず触るときは手を濡らして良く冷やすこと。
・ボートのデッキなど足元に揚げるときは海水で良く冷やすこと。出来れば対策用のマットなどを敷くこと。
魚がやけどをしてしまうから...
・ランディングネットはシリコンかラバー製のネットに張り替える。
・出来るならフックの返しは潰す。
・素早くリリースする。
・魚が自力で泳ぎだせる様に回復するまで姿勢を支えてあげる。
・フグやゴンズイなどの毒を持った魚や、ヒトデ・ウミウシなども生かしてリリースする。
何度かの実釣でようやく手応えを感じたんですが、魚をリリースする度に違和感を持つようになりました。釣り番組などでは、カメラ前で釣りあげた魚を手に得意げにポーズをとって延々と話が続く。早くリリースしてっ。腹立たしさを覚えます。イジメを見ている気分です。もはや虐待にしか見えなくなってきました。
最近インスタのリールで見たムービーがショッキングでした。釣りあげた鯉の口には釣り針で出来た傷口が見えました。そこに紫色の液体を塗ってリリースをしていたんです。調べてみると消毒薬のようでした。傷を負わせているんだ。と気づかされました。
COVID-19の影響で釣り人口が増えていると聞きます。持ち帰って食べるなら何も問題はないと思っています。しかし、釣ることだけが目的でリリースを考えているのなら、魚への配慮が必要だと思います。釣りが楽しく思えなくなってきました。
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